STP(Straight Through Processing)方式とは、トレーダーの注文をブローカーが自動的にリクイディティプロバイダー(LP)に流して約定させる仕組みです。NDD方式の一種で、ブローカーが取引の相手方にならないため透明性が高く、XMTradingのスタンダード口座やKIWAMI極口座で採用されています。
STP方式採用のXMTradingで口座を開設するSTP方式の基本
STP方式とは
STP(Straight Through Processing)は「ストレート・スルー・プロセッシング」の略で、注文が人手を介さずに電子的に処理されることを意味します。
注文の流れ:
- トレーダーが注文を発注
- ブローカーのシステムが複数のLPから価格を集約
- 最良価格を選択し、マークアップを上乗せしてトレーダーに提示
- トレーダーが発注すると自動的にLPで約定
ブローカーの収益はスプレッドに含まれるマークアップであり、取引手数料は別途かかりません。
マークアップの仕組み
STP方式では、ブローカーがLPから受け取った生スプレッドにマークアップを上乗せします。
例:USDJPYの場合
| 項目 | レート |
|---|---|
| LPの提示スプレッド | 0.2pips |
| ブローカーのマークアップ | +1.4pips |
| トレーダーに提示されるスプレッド | 1.6pips |
トレーダーが支払うスプレッドの中にブローカーの収益が含まれているため、手数料を別途計算する必要がありません。
STP方式のスプレッドは変動制です。流動性が高い時間帯はスプレッドが狭く、経済指標発表時や流動性が低い時間帯にはスプレッドが広がります。
STP方式とECN方式の比較
同じNDD方式でも、STP方式とECN方式ではコスト構造が異なります。
| 比較項目 | STP方式 | ECN方式 |
|---|---|---|
| スプレッド | マークアップ込み | 生スプレッド |
| 取引手数料 | なし | あり |
| コスト計算 | シンプル | やや複雑 |
| スプレッドの狭さ | やや広い | 非常に狭い |
| 板情報 | 通常なし | あり |
| 向いている人 | 初心者〜中級者 | 中級者〜上級者 |
実質コストの比較
USDJPYを1ロット(10万通貨)取引する場合
| 口座タイプ | 方式 | スプレッド | 手数料 | 実質コスト |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | STP | 1.6pips | なし | 約1,600円 |
| KIWAMI極 | STP | 0.7pips | なし | 約700円 |
| ゼロ | ECN型 | 0.1pips | 往復10ドル | 約1,600円 |
KIWAMI極口座は低マークアップのSTP方式で、コスト効率が非常に高い口座タイプです。
XMTradingのSTP口座
対応口座タイプ
XMTradingでSTP方式を採用している口座タイプは以下のとおりです。
| 口座タイプ | スプレッド(USDJPY) | 特徴 |
|---|---|---|
| スタンダード | 平均1.6pips | 取引ボーナス対象、最もスタンダード |
| マイクロ | 平均1.6pips | 少額取引対応(0.01ロットから) |
| KIWAMI極 | 平均0.7pips | 低スプレッド+手数料無料 |
STP方式の約定品質
XMTradingのSTP口座はNDD方式ベースのため、以下の品質を提供しています。
- 約定率: 99%以上
- リクォート: ほぼなし
- 約定ポリシー: ベストプライス(プラスのスリッページも反映)
- 約定速度: 1秒以内
スリッページの仕組みと合わせて理解すると、約定品質の重要性がより分かりやすくなります。
STP方式のメリットとデメリット
メリット
- コスト計算がシンプル: スプレッドだけで取引コストを把握できる
- 利益相反なし: NDD方式のためブローカーと利益が一致
- リクォートが少ない: 自動処理のため約定拒否が起きにくい
- 初心者に分かりやすい: 手数料を別途計算する必要がない
デメリット
- ECNよりスプレッドが広い: マークアップが含まれるため
- 板情報がない: 市場の注文状況を直接確認できない
- スプレッド変動: 市場状況により大きく変わることがある
まとめ
- STP方式: 注文をLPに自動的に流す約定方式(NDD方式の一種)
- コスト構造: スプレッドにマークアップ込み、手数料なし
- ECNとの違い: STPはシンプルなコスト、ECNは生スプレッド+手数料
- XMTrading対応口座: スタンダード・マイクロ・KIWAMI極口座
- 向いている人: 初心者〜中級者、コスト計算をシンプルにしたいトレーダー
その他のFX用語についてはFX用語集で確認できます。
XMTradingのSTP口座で取引を始めるXMTradingは日本の金融庁(JFSA)の規制対象外です。スプレッドは市場状況により変動し、表示値は過去の平均であり保証されるものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。