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用語集

STP方式とは?FXの注文処理モデルを初心者向けに解説

山本 弘 約5分
目次

STP(Straight Through Processing)方式とは、トレーダーの注文をブローカーが自動的にリクイディティプロバイダー(LP)に流して約定させる仕組みです。NDD方式の一種で、ブローカーが取引の相手方にならないため透明性が高く、XMTradingのスタンダード口座やKIWAMI極口座で採用されています。

STP方式採用のXMTradingで口座を開設する

STP方式の基本

STP方式とは

STP(Straight Through Processing)は「ストレート・スルー・プロセッシング」の略で、注文が人手を介さずに電子的に処理されることを意味します。

注文の流れ:

  1. トレーダーが注文を発注
  2. ブローカーのシステムが複数のLPから価格を集約
  3. 最良価格を選択し、マークアップを上乗せしてトレーダーに提示
  4. トレーダーが発注すると自動的にLPで約定

ブローカーの収益はスプレッドに含まれるマークアップであり、取引手数料は別途かかりません。

マークアップの仕組み

STP方式では、ブローカーがLPから受け取った生スプレッドにマークアップを上乗せします。

例:USDJPYの場合

項目レート
LPの提示スプレッド0.2pips
ブローカーのマークアップ+1.4pips
トレーダーに提示されるスプレッド1.6pips

トレーダーが支払うスプレッドの中にブローカーの収益が含まれているため、手数料を別途計算する必要がありません。

STP方式のスプレッドは変動制です。流動性が高い時間帯はスプレッドが狭く、経済指標発表時や流動性が低い時間帯にはスプレッドが広がります。

STP方式とECN方式の比較

同じNDD方式でも、STP方式とECN方式ではコスト構造が異なります。

比較項目STP方式ECN方式
スプレッドマークアップ込み生スプレッド
取引手数料なしあり
コスト計算シンプルやや複雑
スプレッドの狭さやや広い非常に狭い
板情報通常なしあり
向いている人初心者〜中級者中級者〜上級者

実質コストの比較

USDJPYを1ロット(10万通貨)取引する場合

口座タイプ方式スプレッド手数料実質コスト
スタンダードSTP1.6pipsなし約1,600円
KIWAMI極STP0.7pipsなし約700円
ゼロECN型0.1pips往復10ドル約1,600円

KIWAMI極口座は低マークアップのSTP方式で、コスト効率が非常に高い口座タイプです。

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XMTradingのSTP口座

対応口座タイプ

XMTradingでSTP方式を採用している口座タイプは以下のとおりです。

口座タイプスプレッド(USDJPY)特徴
スタンダード平均1.6pips取引ボーナス対象、最もスタンダード
マイクロ平均1.6pips少額取引対応(0.01ロットから)
KIWAMI極平均0.7pips低スプレッド+手数料無料

STP方式の約定品質

XMTradingのSTP口座はNDD方式ベースのため、以下の品質を提供しています。

  • 約定率: 99%以上
  • リクォート: ほぼなし
  • 約定ポリシー: ベストプライス(プラスのスリッページも反映)
  • 約定速度: 1秒以内

スリッページの仕組みと合わせて理解すると、約定品質の重要性がより分かりやすくなります。

STP方式のメリットとデメリット

メリット

  • コスト計算がシンプル: スプレッドだけで取引コストを把握できる
  • 利益相反なし: NDD方式のためブローカーと利益が一致
  • リクォートが少ない: 自動処理のため約定拒否が起きにくい
  • 初心者に分かりやすい: 手数料を別途計算する必要がない

デメリット

  • ECNよりスプレッドが広い: マークアップが含まれるため
  • 板情報がない: 市場の注文状況を直接確認できない
  • スプレッド変動: 市場状況により大きく変わることがある

まとめ

  • STP方式: 注文をLPに自動的に流す約定方式(NDD方式の一種)
  • コスト構造: スプレッドにマークアップ込み、手数料なし
  • ECNとの違い: STPはシンプルなコスト、ECNは生スプレッド+手数料
  • XMTrading対応口座: スタンダード・マイクロ・KIWAMI極口座
  • 向いている人: 初心者〜中級者、コスト計算をシンプルにしたいトレーダー

その他のFX用語についてはFX用語集で確認できます。

XMTradingのSTP口座で取引を始める

XMTradingは日本の金融庁(JFSA)の規制対象外です。スプレッドは市場状況により変動し、表示値は過去の平均であり保証されるものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的としたものではありません。

よくある質問

STP方式とは何ですか?
STP(Straight Through Processing)方式とは、トレーダーの注文をブローカーが自動的にリクイディティプロバイダー(LP)に流して約定させる仕組みです。人手を介さず電子的に処理されるため、約定速度が速く透明性が高いのが特徴です。
STP方式とECN方式の違いは?
STP方式ではブローカーがLPに注文を流し、スプレッドにマークアップを上乗せして収益を得ます。ECN方式ではネットワーク上で注文同士を直接マッチングし、別途取引手数料がかかります。STPは手数料なし、ECNは生スプレッド+手数料です。
STP方式のメリットは何ですか?
手数料が別途発生しないためコスト計算がシンプル、DD方式のような利益相反がない、約定が自動処理されるためリクォートが少ない、初心者にも分かりやすい料金体系などがメリットです。
XMTradingのスタンダード口座はSTP方式ですか?
はい、XMTradingのスタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座はSTP方式を採用しています。スプレッドにブローカーの収益が含まれており、別途取引手数料は発生しません。
STP方式で注文が拒否されることはありますか?
STP方式ではDD方式のようなリクォート(再提示)はほとんど発生しません。ただし極端な相場変動時や流動性枯渇時には、スリッページ(約定レートのずれ)が発生する可能性はあります。

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この記事を書いた人

山本 弘

ファクトチェッカー・コンプライアンス担当

法律・税務・規制が専門。全記事の事実関係チェックを担当。

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